釣ったアジはそのまま刺身にしても姿焼きにしても最高に旨いんですが、干物にすると最高にウマいのを知ってますか?
一夜干し・天日干しとありますが、どちらも美味しい!
釣った魚で干物を作るのはむずかしいと思うかもしれませんが、割と簡単に作れます。
今回は釣りアジの天日干しの作り方についてまとめたいと思います。
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▽目次
アジの天日干しを作る
まず使う道具はこの4つ。
・よく切れる出刃包丁
・魚を入れるタッパなど
・塩
・干し網
包丁は出刃包丁が使いやすいです。こういうやつですね。
魚を入れるタッパーは塩水に魚をつけこむ時に使うので、魚が塩水につかるくらいの深さがあるお皿でも大丈夫。
干し網は釣具屋さんなんかでよく見る青いネットのやつですね。
これです。
アマゾンでも安くで売ってありますので、魚釣りをする方は1つ持っておくと楽しみが増えますね。
アジをさばく
まずアジをさばきます。
三枚おろし、二枚おろしどちらでも好きなようにさばいてもらって大丈夫です。
二枚おろしにすると食べ応えがありますし、三枚おろしにすれば冷凍保存しやすくなります。
ハラだけ出してしまって、丸ごと干しても美味しいですよー
僕が天日干しを作る時には、基本的に腹開きにしてしまいますね。
さばいたアジを綺麗に洗う
さばいたアジをそのまま塩につけて干しても良いんですが、綺麗に洗った方が美味しくなります。
脂や血合いを落としてあげることで、味が均等になるわけですね。
僕はというと、歯ブラシなどを用意しておいてガシガシ洗います。
腹の部分、血合いの部分はしっかり綺麗に洗ってしまいましょう。
↑右が綺麗に洗ったアジです。
このくらい綺麗に洗ってあげれば、天日干しが完成した時の見た目もすごく綺麗に仕上がります。
塩水につける
次に塩水につけます。
塩水の割合は個人的に4〜8%くらい塩を入れるようにしています。これは水1000CCくらいに塩を80グラムくらいの量になります。
人によって好みがありますので、自分のお好みで塩づけしてしまいましょう。
ポイントとしては、魚全体にしっかり塩水がつかっていることが大事です。
塩水に入れておく時間は、だいたい40分から1時間ほどを目安にしてください。
干し網でアジを干す
塩水から取り出したら、キッチンペーパーなどでしっかり水分を取り除きます。
で、準備しておいた干し網にアジを並べていきます。
ここで干す時に注意しておきたいポイントを伝授しておきますね
1、重ならないように並べる
魚の身が重なった状態で並べてしまうと、重なっている部分が傷んでしまうことがあります。気をつけましょう!
1枚ごとの間隔をあけて並べるようにしてください。
2、風通しの良いところで干す
天日干しも一夜干しも、乾かすことが目的です。
風通しが良くないと魚が均等に乾いてくれませんから、できるだけ風通しの良い場所で干すようにしてください。
3、両面しっかり干す
片面だけ干すよりも、両面しっかり干した方が美味しく仕上がります。
干し始めたら、魚の表面の様子をたまーに見てあげるようにしてください。乾いてきたら裏返して両面を干すようにします。
4、干す時間
これは季節にもよりますが、僕はだいたい5時間くらい干すようにしています。
ただ5時間ずっと太陽の光にあててしまうと魚の身がヤケドをしてしまうので、途中から日陰に干すようにしていますね。
雨の日は冷蔵庫の中で干す
天日干し、一夜干しをしようとしたのに雨。。ということは良くあることです。
天気が良くない時には外ではなくて、冷蔵庫の中で干すと美味しい干物ができあがります。
こういった網の上に下ごしらえをした魚の切り身を乗せて、ラップをかけずにそのまま冷蔵庫の中に入れるだけ。
1日〜2日ほどで綺麗な干物ができあがりますよ!
完成したアジの天日干し
良い感じで水分が乾きました。綺麗ですねー
干物にすることで余計な水分がなくなって、魚の旨味がギュッと閉じ込められることで美味しくなるんだとか。
ボイラー室でガンガンに乾かしてできたアジの開きとは見た目もまったく違いますね。もちろん、味も旨いです。
あとは仕上がった干物を焼くだけ。
美味しそうですねー
今回はアジを使って干物を作りましたが、サバ・カマスなど他の魚もこの方法で干物にすることができるので是非ためしてみてください。
一夜干しの作り方
簡単に一夜干しの作り方もまとめておきます。
天日干しは昼間の時間に魚を干して作りますが、一夜干しは夜に干します。
干す時間帯が夜になるだけで、やり方は同じです。天日干しと違って、一夜干しは夜の間の風だけで魚を乾かす干物ですね。
こちらも美味しいのでたくさん釣れた日にはどちらも作ってみるのもオススメですよ。
手軽に一夜干しを作りたいときには、OKAMOTOのピチットシートを使うと誰でも簡単に手間いらずで一夜干しが作れます
ピチット一夜干しシートで干物作り!使い方と仕上がりを徹底レビューする
くわしくは上の記事でレビューしていますので、良かったらごらんください。
まとめ
刺身・姿焼きの他に干物が作れるようになると、魚釣りがさらに楽しくなります。
作り方は簡単なので、塩加減などを調整しながら自分好みの干物を作ってみてください。
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