バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブは、超コンパクトで見た目のカッコ良さもピカイチということで、大人気のソロキャンプ用の焚火台ですね。
もはや知らない人はいないんじゃないかといったレベルの評判であるバーゴですが、今回はじめて使ってみましたのでレビューしていきたいと思います。
おせじはぬきで、客観的に判断しながら使いましたので、バーゴの焚火台を買おうかと考えているかたの参考になれればうれしいです!
- VARGO ヘキサゴンウッドストーブのスペック
- ヘキサゴンウッドストーブの組み立て方
- バーゴ ヘキサゴンウッドストーブのレビュー
- VARGO ヘキサゴンウッドストーブの洗い方
- バーゴ ヘキサゴンウッドストーブのデメリット
- 使用(火入れ後)後のヘキサゴンウッドストーブ
- まとめ
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VARGO ヘキサゴンウッドストーブのスペック
チタニウム | ステンレス | |
---|---|---|
使用時サイズ | 76×127×101mm | 76×127×101mm |
重量 | 116g | 210g |
素材 | チタン | ステンレススチール |
使用人数 | 1人 | 1人 |
価格 | 10584円 | 7344円 |
アマゾン価格 | 6480円 | 4287円 |
バーゴのヘキサゴンウッドストーブは2種類で、チタンとステンレス製があります。
どちらも見た目とサイズは同じで重量がステンレス製のほうが重たくなり、価格も安いです。
ただしチタンもアマゾンで買えば、それほど高値ではないのでチタンが人気。
また、火入れした後はチタニウムのヘキサゴンウッドストーブの方が綺麗で美しい色に変色してくれます
ぶっちゃげ価格もそれほど変わらないので、チタンがオススメだなーといったところですね。
ヘキサゴンウッドストーブの組み立て方
バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブの組み立て方はめちゃくちゃ簡単です。というか「組み立て方」というものが存在しないくらいに簡単。笑
このようにバラっと取り出したら底面にまきつけていくだけで、
完成。めちゃくちゃコンパクトですねー
バーゴ ヘキサゴンウッドストーブのレビュー
ではさっそくレビューしていきましょう!
サイズ
バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブは、黒くて渋めの専用ケースに入っています。
とりだすと、
うむ、コンパクト
めちゃくちゃうすいですねー
登山・渓流釣り・ハイキングなどどんなアウトドアシーンでも、これだけコンパクトな焚き火台であればサクッと携帯することができます。
この点はほかのコンパクト焚き火台とくらべても、右にでる焚き火台はそうそうありませんね
バーゴ ヘキサゴンウッドストーブ初火入れ
バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブはサイズが小さいので、ホームセンターなどで売られている薪だと大きすぎて使えません。
なのでそのあたりに落ちている、小枝を使って焚き火することになります。
↑地面の上で焚き火してみました。
小さくて可愛いと感じるかもしれませんが、焚火をしているときのバーゴの見た目はかなりカッコいいです。
独特の男くささを感じますねー
これ見てもらったら分かると思いますが、焚火中の見た目はホントにピカイチでカッコいいです。
燃焼力
これまでいろんな焚火台を使ってきましたが、焚火をするにあたってのバーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブの燃焼力はまったく問題ないです。
燃えないなーといったストレスもありませんでしたし、燃焼時間もわりと満足できるものがありました。
ちょっとした枝のみでこのくらい火柱がでますんで、まぁ問題なく燃えてくれる焚火台だといえるでしょう。
燃焼力でストレスを感じることはありません。
変形と耐久性
↑使用後のバーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブですが、変形も耐久性も問題ありません。
耐久性にかんしては長く使ってみないと分からないというのが本音ではありますが、まぁそれなりに長持ちしてくれる焚火台だと感じます。
長く愛用しているキャンパーさんもいますし、大事に使ってあげれば焚火台は長持ちしますからね。
VARGO ヘキサゴンウッドストーブの洗い方
バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブはこのようにバラっと1枚に開きますので、洗い方もとても簡単でした。
バーっと水で流しながらゴシゴシ洗えますので、洗い残しや洗いづらい部分はありません。
サクッと洗って干しとくだけで手入れが済んでしまうのも魅力のひとつだと言えますね
バーゴ ヘキサゴンウッドストーブのデメリット
と、ここまでぶっちぎりに褒めまくってきましたが、バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブにもやはりデメリットはあります。
デメリットは大きく2つ。
- 単体では調理しづらい
- キャンプ場だと卓上でしか焚き火できない
といったデメリットがあります。
それぞれ詳しく解説していきましょう!
調理にはアルコールバーナー必須
バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブは、薪や枝では調理がしづらいです。というかできない。笑
薪や枝で調理をしようとしたら、この小さな窓から薪を入れていくことになります。
これだけコンパクトな焚き火台ですから、この小さな窓から薪を入れていくのは難しいんですよねー
↑お湯をわかしてみたんですが、ぜんぜんダメだったんで薪を投入してみました。が、やはりダメですね。
ぜんぜんやりづらいです。
なので、バーゴのヘキサゴンウッドストーブでストレスなく調理をするなら、アルコールバーナーが必須になります。
というよりもアルコールバーナーとセットで楽しむべき焚き火台とも言えます。
これを見てください
そうなんです。写真を見てのとおり、バーゴは構造上アルコールバーナーの風防のような働きをしてくれます。
しかもアルコールバーナーを入れた姿がカッコいい。笑
ぜったい狙って作ってますねー
これなら調理するのに火力的にも問題ありませんし、ストレスなく料理を楽しめます。
安定感もこのように
コッヘルやフライパンも安定してヘキサゴンウッドストーブにセットすることができます。
ただしアルコールバーナーが面倒に感じる人にとって、バーゴのヘキサゴンウッドストーブは向いてません。
焚き火台と薪だけで調理したい方にオススメなソロ用の焚き火台は、
- DOD:秘密のグリルちゃん
- 笑`s:B-6君
- SoloStove:ソロストーブ
あたりがオススメですね。
▼DODの秘密のグリルちゃん
▼笑`sのB-6君
▼SoloStoveのソロストーブ
すべて実際に使ってレビューしてますので、アルコールバーナーは面倒だなーというかたは良かったら参考にしてください。
地面と焚き火台が近すぎる
もうひとつのデメリットは、バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブで焚き火をすると火種と地面が近すぎることですね。
というのも、
このように構造上、足の高さがほんのちょっとしかありません。
↑写真を見れば、火種と地面の近さがわかりますよね?
こんなに近いと芝生のキャンプ場などでは、地面に置いて焚火を楽しむことができません。
焦がしちゃいますからねー
なので卓上で焚火をすることになってしまうんですが、エンボス加工されたユニフレームの焚火台でさえも、バーゴのヘキサゴンウッドストーブを使うと焦げます。笑
まぁテーブルが焦げてしまったとしても、ステンレスの焦げ落としなどを使えば落とせます。
ですが見てのとおり、地面にダメージをあたえてしまうのは間違いないです。
これはデメリットになるなーと。
テーブルさえ使えば問題ないですけどね
使用(火入れ後)後のヘキサゴンウッドストーブ
それでは最後に、火入れをした後のバーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブを見ていきましょう!
いい感じで変色していますねーさすがチタニウム!一発火入れをしただけで褐色してカッコいいです。
うん、イケメンだ。味が出ましたねー
やっぱりチタニウム製の焚き火台は、この青っぽく変色するのが特にカッコいいですよねー
ということで見た目もカッコいいですし、男心をくすぐる焚き火台となっております。
たぶんこれから何度も火入れをしていくことで、さらにカッコよく変化していくでしょう。
まとめ
バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブは人気の焚火台なだけあって、焚火をしているときのカッコ良さはマジでピカイチです。
焚火のみで使うなら、かなり満足できる焚火台だと思います。
が、さきほども説明したとおりバーゴの構造上、焚火台と地面との距離が近すぎるのでテールブ上で卓上焚火台として使うことになるでしょう。
また小枝での調理はきびしいので、バーゴを使って調理にはアルコールバーナー必須ですね。
調理も焚火もサクッと1台で楽しみたい方にとっては、ちょっと難ありかなーといった感じとなりますので、良かったら参考にされてみてください。