秋冬キャンプで一番気をつけなければいけないのが防寒対策です。
そのなかでも寝るときに使用するシュラフ(寝袋)は非常に重要で、まちがった設定温度のシュラフを使うと極寒地獄をあじわってしまうハメになります。
そこでこの記事では
- シュラフの選び方
- シュラフの種類と素材
- おすすめの秋冬用シュラフ
この3つについて分かりやすく解説していきます。
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秋冬用は山岳用のシュラフを選ぼう
キャンプメーカーからも冬用のシュラフ(寝袋)はリリースされていますが、本気で防寒対策を考えるなら山岳用のシュラフを準備したほうがいいです。
理由は、山岳用のシュラフは真冬の雪山(0〜マイナス20度)で使用することを想定して、高スペックに作られているからですね。
秋冬のキャンプ場でテント内の寒さ対策をバッチリしながら山岳用のシュラフを準備しておけば、真冬のキャンプでも寒さをしのげます。
シュラフには対応する気温が設定されていますが、選ぶときのポイントは買おうとしている設定温度のひとつ上のスペックのシュラフを選ぶようにすると間違いありません。
値段は高くなってしまいますが、大は小を兼ねます。
シュラフ(寝袋)の種類
基本的に秋冬でも防寒対策できるシュラフは、マミー型のシュラフをチョイスします。
シュラフの形には
- マミー型
- 筒型
この2種類があります。
マミー型とは体と一体化する一般的な寝袋です。
こういった寝袋ですね。しっかり体にフィットすることで、体温を利用しながら保温してくれます。
筒型のシュラフは「ふとん」のようなシュラフです。
真冬のシュラフとしてはあまり向いていませんが、家族キャンプなどで子供と一緒に寝る場合は非常に使い勝手の良いシュラフです。(複数を連結して使うこともできるため)
春先から秋口までだったら便利に使えるシュラフですね。
便利ですが防寒レベルでいうとマミー型の方が優れていますので、秋冬の防寒用シュラフはマミー型のシュラフがベストです。
シュラフ(寝袋)の素材
シュラフの素材には、おもに
- ダウン
- 化学繊維
この2つどちらかで作られています。
秋冬用の防寒用シュラフは「ダウン」をチョイスするようにします。圧倒的に暖かいですからねー
おすすめ(人気)の秋冬用シュラフ(寝袋)
と、ここまで説明してきましたが、秋冬の防寒対策用のシュラフを選ぶなら
- モンベル
- ナンガ
この2つのブランドのもので、氷点下でも使用できるスペックのものを選んでしまえば間違いありません。
いろんなブランドからいろんなシュラフがリリースされていますが、ぶっちゃげモンベル、ナンガのものを選んでおけば外しません。
その中でもオススメをご紹介したいと思います。
mont-bell(モンベル):スパイラルダウンハガー
モンベルのアルパインスパイラルダウンハガーシリーズは間違いのないシュラフです。
ダウンハガーには650、800、900とスペックによって分かれていますが、800のシリーズを選んでおけば間違いないです。(ダウンハガー900はエキスパートモデルなので値段がかなり高い。笑)
ダウンハガー800のスペックをのせておきますので、参考にされてみてください。
♯1 | ♯0 | EXP | |
---|---|---|---|
重量 | 949g | 1183g | 1493g |
素材 | ダウン | ダウン | ダウン |
雪山 | 2000m級で使用可 | 3000m級で使用 | 南極で使用可 |
コンフォート温度 | -5度 | -10度 | -14度 |
リミット温度 | -12度 | -18度 | -22度 |
僕の冬用のシュラフも現在はこのアルパインスパイラルダウンハガー800の♯1を使用していますが、真冬でも快適です。
ダウンハガー800の♯1、もしくは♯0をチョイスしておけば秋冬キャンプでの防寒対策はできるでしょう
NANGA(ナンガ)
ナンガは国産のダウンメーカーで、シュラフの修理は永久保証サービスがあるので壊れてしまったら無料で修理してもらえます。
ナンガのシュラフもいろんなシリーズがありますが、秋冬用の防寒用シュラフで準備するならAURORA light 750 DX(オーロラ750)を選んでおけば間違いありません。
スペックのせておくので参考にしてください。
重量 | 1200g |
---|---|
素材 | ダウン |
快適使用温度 | -16度 |
使用可能限界温度 | -36度 |
しっかり着込んで使用することでマイナス16度でも快適に眠ることができます。氷点下からマイナス数度であれば、薄着でも眠れてしまうほどの高スペックシュラフです。
まとめ
秋冬キャンプの防寒対策で一番大切なのは、寝るときに使うシュラフといっても過言じゃないです。
寒いと寝れずに地獄のような時間をすごすハメになってしまい危険ですからねー
- 間違いないシュラフが欲しい
- シュラフで失敗したくない
こういった方は、値段はやはり高くなってしまいますが、モンベル、ナンガのシュラフを選んでおけば問題なく秋冬キャンプできます。
安全に秋冬キャンプを楽しむためにも、参考にしてみてください