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SOTOのいぶし処 お手軽香房は美味しい薫製ができるのか?いざ実践!

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SOTOのいぶし処 お手軽香房を使って薫製作りをするようになったので、詳しくレビューしていきたいと思います。

結論からいうと、スモークウッドを利用して温薫するにはSOTOのいぶし処 お手軽香房はとても使いやすいですし、美味しい薫製ができあがります。

折りたたみ式でコンパクトに収納できるのに、使うときのサイズはなかなか大きいので、大きなお肉からサイズのある魚まで幅広く薫製することができるのも魅力的。

まぁデメリット的な部分もありますので、そのあたりも詳しく徹底的にレビューしていきます。

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SOTO いぶし処 お手軽香房レビュー

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SOTOのいぶし処 お手軽香房は、縦箱型のタイプの燻製道具になります。

上の写真のように箱型になっていて、前面がフルオープンになる仕組み。

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本体のほかに燻煙網が2枚、チップ皿(スモークチップ、ウッドをのせる皿)、吊り下げフック3本が付属しています。(上の写真を参照ください)

 

SOTO いぶし処 お手軽香房の使い方

SOTO いぶし処 お手軽香房の使い方は、スモークチップを使う場合もスモークウッドを使う場合も仕組みは同じです。

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SOTO いぶし処 お手軽香房の本体に薫製網をセットしたら、薫製するお肉や魚などの材料を薫製網にのせます。

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食材をセットしたらチップ皿にスモークチップ、もしくはスモークウッドに火をつけて煙をモクモクと焚きます。

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スモークチップ、もしくはスモークウッドを本体の一番底面にセットして前面のフタをしめて

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フタをして完了です。

あとは1〜2時間ほど薫製したらできあがり。

使い方はとてもシンプルで簡単なので、誰でもできますよー

説明書もいらないくらいです。笑

SOTO いぶし処 お手軽香房でスモークウッドを使う(温薫)

薫製用のスモークウッドで薫製することを温薫製といいます。

50〜80度ほどの中温度で1〜2時間ほど熱しながら、食材の水分を飛ばしながら薫製するのが温薫製です。

いぶす薫製になるので、なめらかな舌触りの薫製に仕上がるのが特徴ですね

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スモークウッドでの薫製はとっても簡単です。

上の写真のようにスモークウッドにバーナーなどで着火させると、すぐに煙が黙々と出てきます。

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SOTOのいぶし処 お手軽香房の底面にスモークウッドをセットして、そのまま90分ほど放置するだけで温薫製が仕上がるという仕組みです。

写真の薫製は魚を薫製しているところなので、吊り下げフックを使って魚をぶらさげて薫製しています。

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こんな感じですね。

上の写真の一番底面にあるチップ皿にスモークウッドを置くわけなんですが、そのまま直置きしてしまうと空気の通りが悪くて火が消えてうまく薫製が仕上がらない時があります。

そんな時にはこのような

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底上げ網といわれるような網を使って、この底上げ網の上に火のついたスモークウッドを置くと空気の通りがよくなり火が消えてしまうことがなくなります。

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↑この上に火のついたスモークウッドを乗せる。

僕が使っている底上げ網は、ユニフレームのダッチオーブン用の10インチの底上げ網です。

ちょうど、SOTOのいぶし処 お手軽香房にピッタリのサイズなので、良かったら使ってみてください。とても便利なのが分かるはずです。

 

SOTO いぶし処 お手軽香房でスモークチップを使う(熱薫)

スモークチップを使って薫製することを、熱薫製といいます。

SOTO いぶし処 お手軽香房でスモークチップを使って薫製をするには、2バーナー、もしくは3バーナー(カセットコンロ)が必要です。

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(画像引用元:SOTO

スモークチップをSOTO いぶし処 お手軽香房で使うには、上の写真のように下からバーナーで炙りながら薫製しなければなりません。

そのためスモークウッドで薫製するよりも手間がかかるので、個人的にはスモークチップを使った薫製はやってないですね。笑

スモークチップを使った熱薫製は80〜120℃の高温で、食材をあぶりながら薫製していくためジューシーな薫製に仕上がるのが特徴です。

 

SOTO いぶし処 お手軽香房のいまいちなところ

SOTO いぶし処 お手軽香房は薫製をするにはとても簡単ですし、コンパクトに収納できるので重宝していますが、やはりデメリット的なところはあります。

それはやはり「薫製しているときの匂い」ですね。

薫製中には煙がモクモク出ますので(フタをするので本体外側までモクモクすることはないです)、やはり薫製の匂いはごまかせません。

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キャンプでは周りを気にすることはないでしょうが、住宅地や都会で密集した家の庭などでは気軽に薫製できるかと言われると、ちょっと気を使ってしまいそうですね。

これはSOTO いぶし処 お手軽香房だけではなく、薫製機器はどれを使っても薫製の匂いは出ますので、ぶっちゃげ仕方ないことではありますけどねー

 

SOTO いぶし処 お手軽香房でできた薫製は美味しい?

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お肉も魚も、SOTOのいぶし処 お手軽香房で作った薫製品はちゃんとしっかりと薫製されていて、とっても美味しくできあがります

薫製好きにはたまらんですよ。笑

スモークウッドに火をつけて、あとはほぼ放ったらかしで出来上がる薫製とは思えないですよ

SOTOのいぶし処 お手軽香房は3千円ほどで買えますし、値段を考えてもとても良い商品だといえるでしょう。

 

SOTO いぶし処 お手軽香房の洗い方・手入れ

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SOTO いぶし処 お手軽香房の手入れはとても簡単です。

本体をふくめ、薫製網、チップ皿、吊り下げフックはすべて水洗いできますし、たわしに洗剤をつけてゴシゴシ洗うことができます。

洗ったあとには陰干しして乾かして、収納するだけです。

僕が持っているSOTO いぶし処 お手軽香房は、もうすでに3年ほど使用していますがバリバリ使えてますよー

 

SOTO いぶし処 お手軽香房レビューまとめ

SOTO いぶし処 お手軽香房はバーベキューでも使えますし、コンパクトでキャンプにも持ち運べますので、ひとつ持っておくと重宝します。

というか持っていれば、バーベキューやキャンプ時の食のレパートリーが増えること間違いなしです。

お肉も、魚も、ウインナーも、チーズも、食材といえるものはほとんど薫製できてしまいますからねー

個人的にもSOTOのいぶし処 お手軽香房は気に入っていますので、ぜひ使ってみて欲しい商品であることは間違いないです