鮎を腹開きにしてピチットシートを使って一夜干しを作ってみたところ、パリパリ香ばしく美味しい干物ができあがったので紹介します。
作り方はかんたんで、鮎を開きにしたらピチットシートに包んで冷蔵庫で一晩ねかせるだけです。
ピチットシートとは魚をシートで包むだけで美味しい一夜干しにしてくれる魔法のシート。
それだけで、すごく旨い鮎の一夜干しが作れます。
それでは、くわしく画像付きで紹介しますね
鮎を開きにする
まず鮎を開きにします。
背開き・腹開きどちらでもOKなので、お好みで開いてください。
鮎を開きにしたら、塩水につけて塩味をしみこませます。個人的には塩分濃度5〜10%くらいの塩水に30分ほどつけこむのが好みです。(水95g+塩5gで5%の塩分濃度)
塩味がついたら、鮎を綺麗に水洗いしたのち、キッチンペーパーやタオルなどを使って、しっかり水気をきります。
鮎をピチットシートに包む
鮎の準備ができたら、バットの上にピチットシートを広げて鮎をのせていきます。
ピチットシート → 鮎 → ピチットシート → 鮎。という順で重ねて包むようにします。
鮎をピチットシートで包み終わったら、できるだけ空気をぬいてピチットシートと鮎が密着するようにしてください。
一晩ねかせる
ピチットシートで包んだ鮎を、12時間ほど冷蔵庫でねかせます。
12時間後にシートをはずせば、すでに良い感じの鮎の一夜干しが完成です!
ごらんのような水分が飛びすぎず、しっとりとした一夜干しに仕上がります。
焼いて食べる
あとは仕上がった鮎の一夜干しを、焼いて食べるのみ。
グリルでもいいですし、オーブントースターでも美味しく焼き上げることができます。
炭火焼すると最高ですよ
中骨まで火がしっかりとおった鮎の干物は、バリバリと骨まで美味しく食べることができます。
頭も美味しいです。
まるごと食べれる鮎の一夜干し。
丸干しも美味しい
鮎を開きにせず腹ワタだけ出して、ピチットシートにそのままのせて鮎の丸干しにしても美味しい一夜干しができます。
ピチットシートで包むだけで、腹身の余計な水分も吸収してくれます。
丸干しにすると、鮎の旨味がより味わえる感じになります
鮎の一夜干しは旨い
鮎は腹ワタを出さなくても美味しく食べれますが、腹ワタをだして一夜干しにしたり、開きにしても美味しく食べれます。
鮎の一夜干しは、開きも丸干しもどちらも美味しいので、ぜひどちらも試してみてください。