1月の旬のメジナ(グレ)
旬は11月の秋から春先までとなっているメジナですが、宮崎では個人的に2月のメジナがとても旨いと感じています。
2月になるとメジナには立派な卵と白子が入るにもかかわらず、脂もすごく乗ってとっても美味しいんです。
で、今回は1月のメジナを食べていきます。
ちょっと小型ですが、体高もあって身も太い。
腹を開いてみると、卵も白子も入りたてといった感じでした。
内臓脂肪も入っていたので、たぶん美味しいです。
とりあえず今回のメジナは、2日ほど熟成させることにしました。
1月のメジナを食べるのは初めて。
それに3匹もいただいたので、今回は
- 塩焼き
- しゃぶしゃぶ
- 切り身のお鍋
この3品で食べていきたいと思います!
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1月のメジナの塩焼き
まず1品目は塩焼き。
内臓を出したのが釣った翌日だったので、臭み消しのために焼く1時間前に軽く塩をふって常温に戻してから焼きました。
グリルで焼きましたが、脂がしたたるしたたる!
焼きながらずっとグリルから「じゅ〜っ!」という音が出ていました!
焼き上がり。
結論からいうと、今回食べた1月のメジナは塩焼きがダントツで美味しかったです。
特にこの背中のヒレの部分の身と、皮目の脂、そして皮がなんといっても絶品でした。
非常に美味しかったです。
メジナの弾力のある皮とその皮の下に乗った脂、そしてその脂の乗った皮ごと身をごっそり取って口に運ぶと、脂のジューシー感と旨味が炸裂する感じでしたねー
おそらく万人が食べて、皆うまいと言うくらいのレベルで美味しかった。
1月のメジナのしゃぶしゃぶ
結論からいいますと、美味しいんですが生で食べた方がはるかに美味しかったです。
一番脂ののっていたメジナを、しゃぶしゃぶ用にスライス。
あまり薄すぎない程度にスライスして、肉厚を程よく残しながらスライスしました。
皮目に脂が乗っているのが分かるでしょうか?
しゃぶしゃぶすると余計な脂が落ちるのでヘルシーに食べれて、これはこれですごく美味しかったです。
ただしこのメジナは脂が乗っていましたので、しゃぶしゃぶして脂を落としてしまうのはちょっともったいなかったですね。。
しゃぶしゃぶの途中から息子が生で食べた瞬間、「刺身で食ったほうが旨いぜ!」と教えてくれたので、生で食べたところ臭みもまったくなく、しっとりと甘みのある美味しい刺身でした。
やっぱ脂ののった魚は刺身が良いですね!
1月のメジナの切り身鍋
最後にメジナの切り身をお鍋で実食です。
さばいたメジナを一口サイズの切り身にして、臭み消しのために10分ほど塩水処理をします。
塩水処理後は、しっかり水気をとって再度1時間ほど冷蔵庫で冷やしました。
すごく綺麗に透き通った切り身が出来上がりましたー!
お鍋は醤油ベースの味付け、そこに椎茸や白菜などのお野菜もふんだんに入れて、メジナの切り身もぶちこみます!
たっぷりと出汁が出たお鍋の中で仕上がったメジナです。
食べると程よい甘みが口の中に広がります。
そしてやっぱりメジナ特有の食感というか、お鍋で食べたときのホロホロっとほどけていく身質がたまらん
旨い。
これは日本酒好きな人とか、絶対美味しいやつだと思います。
お箸でつまむとホロリと身がほどけます。
こいつに柚子胡椒をつけてもうまいんだよなー
お鍋はメジナの出汁がたっぷりと出てスープもひじょうに美味しくいただくことができました。
なんといってもやはり魚の鍋の〆、おじやが激うまでしたね!
1月のメジナ番外編
今回のメジナは肝も食べてみました。
メジナをさばいていていつも立派な肝を見ては旨そうだなと思いながらも捨てていたのですが、今回はじめて実食。
なかなか濃い味わいで美味しかったです。
くわしい実食レポは下記でまとめていますので、よかったどうぞ!
あとはおなじみのメジナの白子ポン酢。
1月のメジナは白子がまだ小さく入りたてといった感じでしたが、濃厚で透明感のある味わいで非常に美味しかったです。
やっぱりメジナの白子は絶品だなと再確認。
メジナの白子は本当に美味しいですよ
ちなみにメジナの白子は下処理をしっかりやってあげたほうが美味しいです。
1月のメジナも旨い
個人的にはやはり2月のメジナの方が美味しいかなとは思いましたが、1月のメジナも脂が乗っていて、すごく美味しかったです。
2月になると白子も卵もお腹パンパンに入ってきます。
なおかつ脂もすごくノリノリになって旨い個体が現れるので、楽しみですね。
以上、1月のメジナの実食レポでした!
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