新築で住みはじめたばかりなのに、壁や天井のクロスが割れたら気になりますよね。
一度クロスが割れはじめると、どんどん広がっていくこともあります。
「これって欠陥住宅なのかも。。」なんて心配になるかもしれませんが、基本的に壁と壁のつなぎ目にあたるクロス割れはよく発生します。
我が家も新築ではじめての冬を過ごしている時期に、クロス割れが発生しました。
そこで工務店さんから聞いたことをふまえて、原因と対策についてまとめてみますね。
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新築のクロス割れは欠陥住宅?
天井や壁のつなぎ目のクロス割れは、欠陥住宅という理由で発生するものではありません。
家を建てて2年くらいは、家の材料になっている木材が伸縮したりしてしまうためにクロス割れが発生するんですね。
新築は木材が動く
インターネットで「クロス割れ」と調べてみると、我が家のように冬に発生している家を多くみかけました。
建てたばかりの家の木材はまだ安定していないため、伸びたり縮んだりするみたいです。
そのためクロスが引っ張られて割れてしまう、ということが発生するわけですねー
メンテナンス
ちょっとした割れだったらホームセンターに売ってある、壁用のコーキング材を使って自分で修復することもできます。
コーキング剤とは、こういうつなぎ目に使われている白い接着剤のようなものですね。
↓乾いてかたまるとこうなります。
わりと簡単に自分でやれるんですよね。
が!
やっぱり僕らのような素人がやるのはオススメできないですよね(笑)
なので新築でクロス割れが発生してしまったら、ちゃんと家をたててくれた業者さんに相談するようにしましょう。
ちゃんとした業者さんであれば、新築でクロス割れが発生した場合にはしっかり対応してくれます。
というよりも、クロス割れが発生することは想定したうえで建ててくれてますので、業者さんに相談した方がスムーズなんですよね。
1年・2年点検
ちゃんとした工務店さんだったら家を建ててから1年ないし2年で点検をやってくれますし、その時に補修してくれるようになっています。
我が家がクロス割れを相談したときにも、「1年点検で補修させてください」という返答をもらえてすごく安心できました。
すぐに家の確認にきてくれましたし、クロス割れによって見た目がわるくなっている部分はすぐに補修してくれたんです。
危険なクロス割れとは?
壁と壁のつなぎ目や、壁と天井のつなぎ目ではないところに発生したクロス割れには注意したほうが良いようです。
↓たとえばこんな割れかた。
こんな風に天井のど真ん中が割れてきてしまったりすると危険です。
↓壁も同じく
このように壁のつなぎ目じゃないところが割れてくると、構造自体に問題があって危険なことがあるみたいです。
実際に点検してもらったときに工務店さんに「危険なクロス割れってどんなのですか?」と聞いて教えてもらったことになります。
こういう割れが発生してしまった時には、住むこと自体が危なかったりすることもあるそうなので、すぐに家を建ててくれた業者さんに連絡ですね。
トラブル防止のために
建てる前に工務店に確認する
家を建てたあとで発生するトラブルについて、家を建てる前から調べておくのが一番です。
家を建てる前に、工務店さんにちゃんと保証の内容などを聞いておく。
1年・2年など、定期的な点検があるのかどうかも聞いておいたほうがいいでしょう。
とはいえ、事前に調べられるものばかりではないですよね?
クロスが割れてしまってから、どうしようと不安になってしまうこともあるはずです。
そんなときには不安なままにしておかないで、早めに家を建ててくれた業者さんに連絡をするようにしましょう。
トラブルになっている事例
インターネットでトラブルの声を調べてみると、ちょっと笑えない事例がでてきますね。
内容としては
- 修復してくれない
- 高い料金の請求
- 点検すらない
- クロスを張り替えてくれない
など、悲惨な声がたくさん上がっていました。
建ててからの期間が長ければ劣化はしてきますので仕方ないことですが、新築でこうなってくるとちょっと酷いですね。
ちゃんと修復してくれなかったり、高い料金を請求されたりとあるみたいなので、やっぱり事前に確認しておくのがベストかなと思います。
まとめ
危険なクロス割れではないかぎり、それほど心配することではなく木造新築での家では良くあることのようです。
クロス割れを発見したら、心配になり不安になってしまいます。
また、一度クロス割れが発生するとどんどん広がっていくこともあります。
欠陥住宅だー!なんてあせらずに、まずは業者さんに相談してしっかりと対応してもらいましょう。