キャンプで簡単に本格的なローストビーフが作れたら素敵だと思いませんか?
グループでのキャンプでローストビーフを作って披露できたらカッコいいですし、女性からのポイントアップにもつながりますねー笑
そこで今回は、キャンプ用品で簡単に本格的なローストビーフを作る方法と手順についてまとめたいと思います。
▽目次
激ウマ!ローストビーフを作る手順
ローストビーフの作り方はとてもシンプルで簡単です。手順がこちら
1、強火で肉にこげ色がつくまで焼く
2、弱火で焼く
3、お肉を火から離して10〜15分おく
4、2と3を2〜3回くりかえす
5、お肉を冷やす
この手順でキャンプ道具であるバーベキューコンロはもちろん、焚火台でも本格的なローストビーフを作ることができます。
炭でも薪でも作れます。(薪の場合はフライパンや鉄板を使ったほうが良い)
それではもっと詳しく解説していきましょう!
準備するもの
・ブロック牛肉
・塩コショウ
・焼き台
・炭
・アルミホイル
この5つを準備します。
これだけでレストランで出てくるローストビーフよりも本格的なローストビーフだって作ることができますよー
ブロック牛肉
基本はお肉の味をしっかりと味わえるモモ、上モモ肉をつかいます。ランプやサーロインあたりの部位を使うのもおすすめですね。
ポイントはブロック肉(かたまり肉)を準備すること。
はじめてローストビーフを作るなら200〜350g(おつまみ2〜4人分)ほどのブロック肉が焼きやすいです。
※この記事で使用しているブロック牛肉はモモ肉350gを使用しています。
塩コショウ
レシピ本を見るとニンニクや醤油などを準備するように書かれているものもありますが、まずは塩コショウのみで作ってみてください。
理由は、お肉本来の味を楽しめるからですね
焼き台・炭
持っているキャンプ用品の焼き台で大丈夫です。
今回はフライパンを使って調理していますが、バーベキュー用の網でも問題ありません。
この記事では焼き台にソロキャンプ用のB-6君という焚火台、フライパンはブッシュクラフト社の焚き火フライパンで調理していきます。
ゆるキャン特別仕様にもなったB-6君は口コミ通り良い焚火台なのか検証してみた - おとうさんは工夫した
ブッシュクラフトの焚き火フライパンはおすすめ?徹底レビュー! - おとうさんは工夫した
それぞれレビュー記事もありますので良かったらどうぞ!
アルミホイル
お肉を火から離して時間をおいていくときに使います。
アルミホイルはお肉の調理にかぎらず、蒸し焼き・保温・保冷など、キャンプではとても役立つアイテムですね
ローストビーフ用ブロック肉の下処理
お肉を常温にもどす
冷やしたお肉をそのまま焼くのはNGです!かならずブロック牛肉を常温にもどしましょう。
常温にもどすかもどさないかで、仕上がりが変わってしまいますし、お肉が冷たいままだと熱の入りかたが均等にならないんですよねー
常温にもどすと冷えた状態の時よりも、お肉が柔らかくなっているのが分かるはずです。
塩コショウで味付けをする
レシピ本でローストビーフの作り方を見ると、ニンニクを入れたり、ハーブをまぶしたりなど書かれていますが、シンプルに塩とコショウだけで味付けをするのがオススメ。
理由はお肉本来の味を楽しめるからですね。
とくにブランド牛など味のしっかりしたお肉を使用するときには、にんにくやハーブでお肉本来の味をごまかしてしまうのはもったいないですよね。
※安くて臭みのあるお肉の場合は、香辛料・にんにく・ハーブなどが役立ちます。
ローストビーフの焼きかた
強火で一気に表面を焼き上げる
フライパンを熱々に熱し、そこに牛脂をおとして油を灼熱にします。
サラダ油やオリーブオイルではなく牛脂やビーフオイルを使うようにしてください。
で、常温にもどしたブロック肉をじっくり丁寧に焼き上げます。
たてよこ、表面すべてをまんべんなく強火で焼きましょう。
このようにしっかり焼き色がつくまで焼きます。
ポイントは焦げることを恐れないこと。
表面をこんがり焦がす程度に焼き上げることで、お肉の表面がコーティングされます。
それによって、お肉の中の肉汁と旨味をしっかり閉じ込めることができるんですねー
弱火でじわじわ焼く
しっかり焼き色がつくまで焼けたら、弱火にきりかえます。
↑小さな焼き台の場合には炭を取り出してあげると、簡単に弱火にすることができますよ
で、弱火でじっくり焼いていきます。
これはしっかりお肉の中まで火を通していく作業ですね。
火からはずして15分ほど放置
ある程度焼いたら、お肉を火から離します。アルミホイルにつつんで
そのまま10〜15分ほど放置します。
アルミホイルに包んであげることで余熱でお肉にじわじわと熱が入っていくわけですね。
この時間がとても大切です。
↑10〜15分ほど置いたら再度焼いていきます。
で、また放置。
弱火で焼く→放置する、この作業を2〜3回ほどくり返していきます。
レア・ミディアムレア・しっかり焼きなど、焼きたい加減を考えながら、焼く時間・くりかえす回数を調節してください。
今回は、弱火で焼く→放置するの作業を2回やりました
ローストビーフの仕上げ
お肉を冷やす
焼きあがったお肉を冷やしていきます。完成はもうすぐです!
注意することとして、焼いて熱をもったお肉をそのままクーラーボックスに入れるのはやめましょう。
ほかの食材が温まって痛んでしまう原因になります。
コンパクトな保冷バックを準備しておくと便利です。
お肉と保冷剤を入れて余熱がなくなってから、クーラーボックスに入れるようにしてください。
ブロック肉の調理になれていない場合は、冷やす前にお肉をアルミホイルから取り出して、ちゃんと焼けているかを確認したほうがいいですね。
場合によってはお肉をスライスしてみて、焼け具合を見るのもいいでしょう。
薄く切って完成!
見てください!うまそうですねー
冷やしたお肉を薄くスライスして、もりつけたら完成です。
ソロキャンプ用のコンパクトな焚火台でも、このように本格的なローストビーフを作ることができます。
焼いたお肉を冷やして時間をおくことで身がギュッとしまって美味しくなりますし、お肉を切った時に血が出にくくなります。
まとめ
↑最近読んでいる本ですが、なかなか勉強になります。
肉を焼くのは奥が深いです。じっくり愛情をもって焼くことが大事ですねー
今回お伝えした手順で作ってもらえれば、美味しいローストビーフが完成します。
あとは回数をかさねて自分好みの火入れ加減、焼き加減を見つけてみてください。
ステーキの美味しい焼き方|誰でも簡単にうまく焼くコツを伝授 - おとうさんは工夫した
この記事でステーキの美味しい焼き方について詳しくまとめていますので、良かったら参考にしてください!