今まで渓流用のタモは使わずに釣りしていたのですが、足場の悪い岩場で尺ヤマメを取り逃がしたことから導入することにしました。
使ってみて分かりましたが、やっぱり渓流でもタモがあったほうが便利ですね。
導入したタモはダイワから出ている、ワンタッチ渓流ダモ25というタモ。
ちいさく収納して釣り時に携帯でき、使うときにはサッとワンタッチで網が広がって使えるタイプです。
この記事ではダイワのワンタッチ渓流ダモ25について
・特徴
・素材とサイズ
・使いやすさと使いづらい点
・ワンタッチ渓流ダモが向いている釣り
・ワンタッチ渓流ダモが向いていない釣り
この5つについて詳しくまとめていきます。
▽目次
DAIWAギャフ ワンタッチ渓流ダモ25
特徴
できるだけコンパクトになるもので携帯性が良く、渓流で釣りをするときにストレスにならない物を探していました。
このダイワのワンタッチ渓流ダモは、それらを満たしてくれる渓流ダモです。
ダイワのワンタッチ渓流ダモはこのように、ウェーダーなどのベルトに取り付けて携帯することができます。サイズも小さいので、渓流を進んでいく時も邪魔にならないんです
タモの網の枠部分が形状記憶の金具になっているので、
こんな感じでぐるっとひねると、タモのキャッチ部分が半分のサイズになります。
そのまま収納カバーに入れてしまえるので、超コンパクトサイズになるわけですね
魚が釣れてタモを使う場合にはサッと取り出せば、一瞬でタモが開いてくれる仕組みです。
素材・サイズ・価格
ダイワのワンタッチ渓流ダモは2サイズありますが、僕が買ったのはサイズ25です。
25と30があり、それぞれタモの枠サイズ(cm)となります。
価格は
■25→3,200円前後
■30→3,600円前後
このくらいの価格で売られています。
どちらもそれほど大差ないですが、自分は30cmくらいまでの渓流魚をキャッチできれば問題ないので25にした感じです。
写真は28cmくらいの大きなヤマメ。このサイズのヤマメでもサイズ25で余裕で入りますし、キャッチするにも問題ないサイズなので参考にされてみてください。
網目の素材は2mmのナイロンなのでしっかりしています。
タモの枠は金属になっていますが、その部分にもナイロンカバーが保護してくれているので糸にも優しい作りになっているのも嬉しいポイントですね。
タモを無くさない工夫
タモを川に落として無くしてしまわないように、僕は
・ホルダーベルト
・スパイラルコード
この2つをダイワのワンタッチ渓流ダモに取り付けて使っていました。
↑こんな感じですね。
ホルダーベルトはダイワのもの。
マジックテープになっているのでサクッと取り付けることができて便利です。
この手のホルダーベルトは釣りだけでなく、アウトドア全般で役に立つので持っておくと便利ですよ
タモの収納ケースにホルダーベルトをつけて、ホルダーベルトにスパイラルコードを装着。
で、タモ枠にスパイラルコードを取り付けて落下防止の完成です。
スパイラルコードはTAKAMIYAのコードを買いました。
伸縮性のあるものなので、伸びます。わりと伸びるので渓流魚をキャッチするときに届かないなんてことはないです。
↑落下防止のセッティングはこんな感じで装着しています。これで滅多なことがない限りは落とさないですね
使いやすさ
・小さくコンパクトに収納できるところ
・携帯していてストレスがない
この2つについては言うことないです。かなり使いやすいです。
また素材がナイロンなので、使い終わったあとはザーッと水道で洗って干しておくだけで手入れできるのもGOOD◎
収納ケースも撥水性のある素材なのですぐに乾いてくれます。いい感じですよ
使いづらい点
良いところばかりを紹介してきましたが、やっぱり使いづらいところもあります。
使いづらい点はタモの網目が細かいので、ルアーの針がなかなか外れてくれないところ。
基本的にルアー釣り用のタモにはランディングネットを使うようにした方が良いです。素材はラバーコートなどの針が絡まないものが良いですね。
まぁこの点はどのタモでも引っかかってしまうとルアーの針は外しずらいので、仕方ないかなーと割り切ってますね
どんな釣りに向いているタモなのか?
ワンタッチ渓流ダモが向いている釣りと向いていない釣り
針に返しのついていないフックでの釣り、エサ釣り、鮎釣り(鮎釣りの針には返しがないため)用のタモとして使うなら本当に使いやすいと思います。
針に返しがあったとしても、針自体が1本しかついていないルアーや毛針での釣りだったら、タモにすくった時に針は魚の口の中にあるのでタモ網に絡まることもなく問題なく使えます。
反面このダイワのワンタッチ渓流ダモは、見ての通りタモの網目が非常に細かいのでルアー釣りには向いていないです。
とくにミノーのトリプルフック(3連針)だと、絡まって取れなくなるので向いてません。
自分も使って2回目でミノーが絡まって、結局取れずにハサミで切ったので使えなくなりました。。
ルアー釣り用のタモを用意するなら、↑の写真のようなラバーコートのランディングネットがオススメですね。
僕が使っているのはプロックスというブランドのラバーランディングネット12型です
ラバーコートのランディングネット(タモ)は、ネットがラバー素材になっているので、針が絡まることもなく快適にルアー釣りでも活躍してくれますよ。
まとめ
僕と同じように、渓流ではできるだけ身軽に釣りをしたい方にとって、このダイワのワンタッチ渓流ダモはわりと使いやすいタモだと感じています。
いろんなタモがありますが、ベルトに装着できて携帯できるのはやっぱり楽ちんです。
ただ先ほど説明したように、向いていない釣りのスタイルもありますので自分の釣りスタイルに向いているのか確認してみてくださいね。
渓流でのタモでコンパクトなものを探している方は、参考にされてみてください。
質問などありましたらコメント欄からお気軽にどうぞー