金ふぐ(シロサバフグ)のレシピをインターネットで検索してみると
- めちゃくちゃウマイ!
- 絶品!
- トラフグより美味しい
など、景気の良いブログ記事やレシピ記事を見かけます。
たまに釣れるので今度釣れたらもってかえろうと思っていたところ、直売所にたまたまその日に水あげされたばかりの金ふぐ(シロサバフグ)が売られていたので買ってみました。
綺麗に磨かれた(さばかれた)状態で売られてました。
お腹の内臓もぜんぶ出してあります。
この金ふぐ(シロサバフグ)には毒がないです。
船釣りでもたまに釣れるし、釣れると船長さんも「まぁまぁ旨いから持ってかえりな」と教えてくれたりします。
とりあえず唐揚げ、フライで食べてみます。
金ふぐ(シロサバフグ)の下処理
とりあえず3枚におろして、頭と身と皮それぞれに切り分けました。
で、1匹はひらきにしてみます。
左から、ひらき・頭・身と皮。
身がぷにぷにしていて柔らかく水っぽいのですが、さばきやすいです。
こちらがひらき。見た目はすごく美味しそうですね
頭。ちょっとグロいけど魚の頭の唐揚げは美味しい
つやっとした身。
鮮度抜群ですね
皮。わりと弾力のある感じの皮です
と、準備完了。
金ふぐ(シロサバフグ)の唐揚げの作り方
準備するものは
- 金ふぐ(シロサバフグ)
- 片栗粉 or 小麦粉
- 塩
のみです。
塩で味付けした金ふぐの身に、片栗粉をまぶして揚げるだけで完成です。
今回はフライも作るので、溶き卵とパン粉も準備しました。
フライの作り方は、塩で味付けした魚に片栗粉→溶き卵→パン粉の順でつけてって、揚げるだけです。
ぜんぶカリッと揚げ終わったら完成!
さーて、はたして前評判どおり美味しいのでしょうか!?
金ふぐ(シロサバフグ)の唐揚げは鳥のささみ
食べてみた率直な感想ですが、まずくはないけど体が喜ぶほど旨いわけじゃなかったです。
見た目の身の質感はこんな感じで非常にジューシーなように見えて旨そうなんですが、食べると鳥のささみですね
ボソボソっとしてる。
ネットで検索したときには「絶品!」なんて書かれていたけど、なんでもかんでも美味しいと言ってりゃいいってもんじゃないよ
フライを食べてもやっぱり同じで、鳥のささみのような食感です。
僕の料理の腕前が悪いのもあるのでしょうが、唐揚げやフライにしたらバチくそ旨い魚はたくさんいるので、わざわざ金ふぐで唐揚げ作ろーってなるレベルではないですね
ただこの金ふぐ、骨つきのままぶつ切りにしてお鍋にすると美味しいんじゃないかなと思います。
次、金ふぐが売られていたら買ってみてぶつ切りにしてお鍋で食べてみたいです。