ソロキャンプ用のテントにスノーピークのFAL2を買って丸1年がたちました。
スノーピークではめずらしいソロサイズのテントであるFALシリーズ。その中でも一番小さいサイズのFAL2を使っています。
今回は実際に1年使ってみた感想と、使ってみて分かった良いところ・今ひとつなところなどまとめていきたいと思います。
- snowpeakの2人用の山岳テントFAL2のカラー
- FAL2テントのセット内容
- FALシリーズのスペック比較
- FAL2グラウンドシート
- FAL2初張り
- FALの設営時間
- FAL2の仕様
- FAL2の広さはコンパクトだけどわりと広い
- FAL2はどんな人にオススメか?
- 使って分かったFAL2のデメリット
- 結果的に買ってよかったのか?
- まとめ
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snowpeakの2人用の山岳テントFAL2のカラー
設営した感じは見た目もこのようにかっこいいです。
イエローを中心にグレーのフレームライン。レッドのロープとレッドのペグというカラーリングで飽きないですねー
この日はとても風が強かったんですが、テントロープもしっかりグイッとテンションがかかるのでテントは強風にもびくともしません
実際、本格的な山岳用メーカーのテントと比べてみても劣らないスペックになっていますね。
FAL2テントのセット内容
- フライシート
- インナーテント
- テントポール
- ジュラルミンV型ペグ11本
といったセット内容になっています。
写真の上から順にテント、テントポールとペグで一番下が別売りのグランドシートです。全部ならべてみても、なかなかのコンパクトサイズ。
ぼくの足が26.5のスニーカーなので参考にしてください。
FAL2テントをすべて収納した時のサイズが17×33センチなので、ばっちりバックパックに入るほどコンパクトに収納することができます。
FALシリーズのスペック比較
FALシリーズはサイズ違いの3展開になっています。
サイズ以外は全て同じスペックですね
僕はできるだけコンパクトなテントを探していたのでFAL2を選びましたが、大人2人だとちょっとサイズ的に厳しいです。
大人2人で使う場合にはFAL3がベストかなーといった感じですね。
またFALシリーズはProモデルに移行しています。
こちらが現行のFALシリーズのProラインになりますが、スペックは色が変わったことと、サイズが若干小さくなったくらいの違いしかありません。
FALのProラインの購入を検討されているかたも、この記事を参考にしていただいて問題ないかなーといった感じですね。
FAL2グラウンドシート
FAL専用のグランドシートのレビューになります。
山岳用にかぎらずテントの下には、必ずグランドシートを使うようにしたほうがいいですね。
地面の上にそのままテントを設営して使ってしまうと、テントのフロア部分の生地が痛んでしまいます。
スノーピークのFAL2専用のグランドシートは、写真のように光沢があるほうを上(テント側)にします。
ちょっとマットな感じのこちら側が下(地面)になるように使いましょう。
V型のペグもなかなかカッコいいです。
完了。つづいてテントいきます。
FAL2初張り
FAL2はインナーテントとフライシートを一体化することができるテントです。
写真のように、あらかじめインナーテントとフライシートを組み合わせておきます。
フックに引っ掛けるだけなので簡単ですね。
赤い部分がテントの入り口になります。ひろげたらポール(フレーム)を用意する。
フレームは2つです。
ここからは省略するので、snowpeakのFAL2設営の動画でチェックしてみてください。
はじめはフレームがなかなか差込口に入らないので(ジャストサイズのため)設営に苦戦するかもしれませんね。
FALの設営時間
FALシリーズは20秒で設営できることがアピールポイントになっているんですが、さすがに20秒で設営することはないかなーと僕的には考えています。
たしかにFAL2は設営がとても簡単なので、慣れた今では2〜3分で設営完了できるようになりました。
FAL2の仕様
ではFAL2を見ていきましょう!
綺麗なフォルムです、設営してみると思っていたよりも大きく感じます。
こちらが後ろ側で、この3角コーナーみたいなところはメッシュになってます。
マジックテープをはずして、縦にある支えを
こんな風にくっつけて空間をつくることができます。
ではテントの入り口にいってみます。
入り口はファスナーとマジックテープといった構造です。
フライシートの入り口をあけると、インナーテントです。
インナーテントの入り口もジップ。テントの中に入ってみます。
ぼくは身長が170センチくらいですが余裕です。
さきほど見たテントの後ろについている三角メッシュコーナを中から見たところですね。
FAL2、めちゃくちゃあったかいです。
こちらがテントの前室ですが、広いとは言えませんね。
たくさん物を置いたり調理したりはできませんが、これだけあれば十分かなといったところでしょうか。
お湯を沸かす程度のスペースは確保できますからねー
注意事項、テントの中では調理することはできませんね。
FAL2の広さはコンパクトだけどわりと広い
めちゃ狭いと思っていたんですが、なかなか広くていい感じです。
息子と2人で入ってみても、まだまだ余裕があるのがわかりますか?
子供が小さいうちは、コンパクトなFAL2でも男旅にいけそうです。楽しみ。
FAL2はどんな人にオススメか?
人とかぶらないテントを探している人
コンパクトな軽量テントを探している人
こんな人にはとってもオススメのテントだと言えるんじゃないかなーといった感じですね。
1年を通してたくさんのキャンプ場でFAL2を使ってきましたが、FALシリーズを使っているキャンパーさんとは一度も会うことがなかったです。
使用感も見た目もなかなかいいテントだし、人と同じテントじゃつまらないなぁって人はFAL2を検討してみてほしいですね。
サイズ感はすでに説明しましたが、バックパックにきちんと入れられるくらいのサイズに収納できます。
かなりコンパクトになりますし、軽量化も申し分なしです。
登山用の山岳テントなんですが僕は山で使ったことがないので、本格的な登山家の人が満足できるのかは分かりません。
山でも使ってみたいので、使ったらレビューしてみます。
とはいえ渓流などでも問題なく使えると言えますので、山でも問題ないとは思いますけどね。
使って分かったFAL2のデメリット
これまでメリットばかりを説明してきましたが、やっぱりデメリットもありますよね。
ぶっちゃげ、
夏は暑すぎて使えません!
というのもメッシュにして通気口を確保できるスペースが、極端に小さいからです。
入口のこの下の部分と、
天井のこの部分だけしかメッシュにならないんですよね。
逆に言うと保温性は抜群なので、冬場の昼間だったらテント内もハウスのように暖かいんです。
しかし、夏は地獄。ww
オールシーズンを1つのテントで検討している人にはオススメできませんね。
なので僕は夏のソロキャンプ用のテントには、コールマンのツーリングドームSTというテントを使っています。
安いのにオールシーズン使えますし、ソロ用テントにはめずらしい前室もついているテントです。
レビューも書いていますので、良かったら参考にしてみてください。
結果的に買ってよかったのか?
夏に使えないというデメリットはありますが、僕は買ってよかったと思ってます。
かなりお気に入りの相棒です。
というよりも、ある程度のお値段がするテントはどれも機能性いいので満足しちゃいますよねー
まとめ
トータルで素晴らしいテント仕様になっています。
オールシーズン1つのテントで使い倒したい方にはちょっと向いてないかなーといったテントですね。
あとは見た目も好きだなーといった方には満足してもらえるテントなんじゃないかと思いますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。