釣った鰺(アジ)を熟成させて刺身にすると、非常に美味しいのを知ってますか?
本当に旨いので、良型の鰺(アジ)が釣れたときには、僕もかならず作るようにしています。
この記事では、釣り鰺(アジ)の熟成刺身の美味しさと、作り方をお伝えしたいと思います!
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鯵(アジ)を熟成して刺身を作る手順
まずは釣ってきた鯵(アジ)を熟成させます。
僕は釣ったその場で脳締めして、持ち帰ったらその日のうちに内臓と血合いを取り出して、綺麗に洗って熟成。
このように、アジのお腹は綺麗にしておきましょう。でないと、お腹から腐ってしまうので注意してください。
ドリップが出るので、アジのお腹にペーパーを入れます。
その後、アジ全体をペーパーで包みます。
あとは袋に入れて空気を抜いて真空状態にして、冷蔵庫に入れて熟成させていきます。
魚の熟成方法は下記で詳しくまとめていますので、良かったら合わせてご覧ください。
何匹か同時に熟成させておくと、日をずらして熟成2日目、3日目の鰺(アジ)を楽しめるのでオススメです。
熟成2日目の鯵(アジ)の刺身
熟成した鰺(アジ)を取り出してさばいていきます。
人によりますが、僕は熟成した魚をさばく前に一度全体的にしっかりと水洗いしてから作業するようにしています。
しっかり水洗いすることで、アジの表面に出た雑菌の消毒にもなりますよ
今回は贅沢に、厚切りのアジ刺身にしてみました。
熟成2日目の鰺(アジ)の刺身は、まだプリプリ感が残っていて、これはこれで美味しいです。
釣ってすぐに刺身にしたものよりも、味がまろやか。
熟成3日目の鯵(アジ)の刺身
熟成してから3日目の鰺(アジ)を刺身にしました。
厚めに切って、ネギをかけてタタキ風に。
個人的な感想ですが、やっぱり熟成から3日ほどたった魚は旨味がグンと増しますね
脂が魚の身全体的にいきわたって、非常に濃厚な味わいになります。
↑脂がじゅわーっと醤油に溶け出しているのがわかりますか?
釣ってすぐに食べるプリプリ感はなく、しっとりとなめらかな食感に変身。
いやぁ〜、めちゃくちゃ美味い!
アジの身全体的に脂がまわっているのが、写真を見てわかりますか?
釣ってすぐに締めて血抜きをしっかり行い、持ち帰ったその日のうちに内臓を処理した魚は熟成させると本当に美味しくなります。
オススメです。
熟成した鯵(アジ)の炙り
熟成して脂がいきわたった鰺(アジ)は、炙っても最高に美味しいです。作ったことがなければ、ぜひチャレンジしてみてください。
作り方はとても簡単です。
アジを三枚におろしたら皮をはいで、そのまま身をバーナーで炙るだけ。(皮ごと炙る人もいます)
まな板やシンクの上で炙るとちょっと危険なので、僕はアウトドア用のクッキング網の上に魚を置いて炙るようにしています。
こんな感じですね。
あとは好みに合わせて炙り加減を調整するだけ。炙ったらスライスして食べやすい大きさに切ります。
上から醤油をたらして食べるともうたまりませんよー
注意すること
自分は熟成で失敗したことはありませんが、 鰺(アジ)はワリと痛むのが早いです。
熟成する時には
- 釣った後の魚の締め
- 血抜き
- 持ち帰ったあとの処理
これらをしっかり行うようにしてます。
魚は水分と血合い、腹ワタから腐敗がはじまっていくので、しっかり綺麗に丁寧に処理をして熟成するように注意するようにしてます。
はじめて熟成にチャレンジする時には、熟成する期間を2日間くらいから試していくのがオススメです。
まとめ
釣り鰺(アジ)の熟成刺身は本当に美味しいです。
普通に刺身にするよりも手間がかかりますが、その価値はありますね!