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アカハタは美味しくないと言われているが熟成したら旨かった!刺身、酒蒸し、潮汁の作り方

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ハタの中では味がおとると言われているアカハタですが、2日ほど熟成させて調理したところ、すごく美味しかったので作った料理をシェアしておきます。

釣った魚を熟成させる方法は下記の記事でまとめていますので、良かったらあわせてご覧ください。

今回調理したのは、以下の3種類。

・刺身

・カシラときのこの酒蒸し

・潮汁

それぞれ画像付きで、くわしく作り方を解説していきます!

 

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▽目次

 

アカハタの下処理

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熟成したアカハタを下処理していきます。

まずは水道で熟成したアカハタを、丁寧に水洗いします。

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熟成したあとには洗わないほうが良いという声を聞きますが、雑菌などを洗い流すためにも僕はかならず綺麗に水洗いするようにしています。

今回はうろこをつけたまま熟成させたので、うろこも綺麗にとりのぞきます。

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ちなみに今回使っているKAIのうろこ取りは、うろこが飛びちらない作りになっているのでとても便利でおすすめですよ

水洗いとうろこ取りがすんだら、アカハタを3枚におろします。

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3枚におろしたら下処理OKです。

身、頭、アラはすべて使うので捨てないでくださいねー笑

 

アカハタの刺身&炙りの刺身

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さっそくアカハタの刺身を作っていきます。

3枚におろした半身をそのまま薄くスライスして刺身に、もう半身は皮目を炙って炙り刺身にしていきます。

アカハタの身はプリッとしていて弾力が強いので、できるだけ薄切りするのが個人的に好きです

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半身をバーナーでガリっと炙ります。

炙りをするときには危ないので、写真のような網の上で作業するとやりやすいです。

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あとは盛り付けて完成。

アカハタの刺身&炙り刺身!

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醤油で食べても美味しいですが、今回は大根おろしポン酢でいただきます

 

アカハタときのこの酒蒸し

つづいて熟成アカハタのカシラを酒蒸しにします。

鍋に水を入れて沸騰させたら、蒸し器をセット。

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使っている蒸し器もKAIの蒸し器です。いろんなサイズの鍋にフィットしてくれるので、とても使いやすい

蒸し器を鍋にセットしたら、お皿にアカハタの頭と椎茸、しめじを盛り付けます。

で、日本酒をアカハタの頭にかけたら鍋に入れます。 

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このまま強火で10分ほど蒸すだけ。

10分たったら取り出して完成。

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アカハタときのこから出た出汁がからみあって、スープまで美味しく仕上がります。

日本酒の分量はそれほど気にしなくても美味しくなります。

個人的に僕がお魚の酒蒸しを作るときに使う日本酒の分量は、さーっとお皿に一回り日本酒をたらすだけにしてますね。

 

アカハタの潮汁

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最後にスープを作ります。

アカハタのアラをこぶりの鍋に入れて沸騰させましょう。

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沸騰したら丁寧にアクをとっていきます。

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アクが出てこなくなったら火を中火にして、15分ほどコトコト火にかけます。

どんな魚でもそうですが、潮汁や味噌汁を作るときには15分〜30分くらいはコトコト火にかけるとダシがドバッととれます

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コトコト煮込んだら、薄口醤油と塩で味を整えていきます。

個人的には薄口醤油は色味をつけるだけにしておいて、塩で味をととのえたものが好きです。

まぁこのあたりはお好みで良いでしょう。

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黄金スープの完成です。

臭みが出てしまったときには、仕上げに日本酒を入れて煮立たせると臭み消し&コクが増して美味しくなります。

 

熟成アカハタの味まとめ

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2日熟成させたアカハタの刺身はプリプリかつ、ねっとり濃厚な味わいで非常に美味しかったです。

酒蒸しはいわずもがな最高で、アカハタのホホ肉目のまわりの筋肉、すべてがプリッとしていて、おろしポン酢に合いますね

アカハタの皮目も美味しいですし、きのこと一緒に食べると旨味がブワッと口の中に広がる感じです。

アカハタの潮汁は透き通った見た目と同じく、透き通った味でおいしかったです。

ハタの中では味がおとると言われるアカハタですが、めちゃくちゃ美味しい魚であることは間違いないですね

YouTubeにも動画をアップしています(^ ^)