石油ストーブをキャンプで使うと、冬キャンプの防寒対策にとても効果的です。
こまめに換気をしたり、火傷や火の扱いに気をつけたりと、石油ストーブをキャンプで使うには注意しなければいけないことがありますが、やはり暖かさではダントツですからねー
そこでこの記事では
・キャンプで使う石油ストーブの選びかた
・キャンプでよく使われている人気の石油ストーブ
この2つについて、くわしく解説していきます。
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▽目次
キャンプで使う石油ストーブの選び方
基本的にキャンプで使う石油ストーブは「対流型」といわれるストーブを使うようにします。
対流式とは温められた空気が上昇することによって対流が発生し、あたたかい空気を対流が運んでくれるという仕組みのストーブです。
ちょっとむずかしいですが、かんたんに言うとこんな感じのストーブですね。
学校の保健室なんかでよく見かけたのではないでしょうか?
学校の保健室って、すごく暖かかったですよねー
対流式の石油ストーブは、効率よく部屋全体をあたためてくれる仕組みになっているので、キャンプでもこの対流式の石油ストーブを使うユーザーが多いです
さらに持ち運びをしても灯油が漏れにくい構造になっている対流式の石油ストーブもありますので、そういった石油ストーブだとより安心です
つまり
・対流式のストーブ
・持ち運びをしても灯油がこぼれにくい
キャンプで使うストーブを選ぶなら、この2つのポイントをおさえたストーブを選ぶようにしましょう。
キャンプで人気の石油ストーブ
フジカハイペット
(画像引用元:フジカ)
フジカハイペットの石油ストーブは、キャンプでも大人気の石油ストーブです。
というのも独自の構造によりフジカハイペットの石油ストーブは、燃料タンク満タンの状態で持ち運んでも、灯油がこぼれない仕組みになっているのです。(メーカーは満タン状態で持ち運ぶことを推奨していません)
すごいですよねー
灯油がもれない構造はフジカハイペット独自の特許技術で、石油ストーブ本体が転倒しても灯油が漏れない作りになっています
フジカハイペットの石油ストーブの燃費は、満タンの状態で約10〜12時間ほど。
燃費に関しては、平均的なスペックです
我が家が冬キャンプで使っている石油ストーブも、このフジカハイペットの石油ストーブですが、デザインもオシャレだし機能的でとても満足しています。
ぶっちゃげ、キャンプで使う石油ストーブで迷っているなら、このフジカハイペットの石油ストーブを購入しておけば間違いないといっても過言ではありません
・対流式の石油ストーブ
・持ち運んでも灯油漏れしない
・燃費がよい
この3つの条件を満たしてくれる安心の石油ストーブは、フジカハイペットの右にでるものはないですからねー
ただしこのフジカハイペットの石油ストーブにも、デメリットもあります。
それは、欲しいときにすぐに手に入らないこと!笑
フジカハイペットはネット販売などでは一切買えない仕組みになっていて、メーカーに直接電話をして購入する仕組みになっています。
にもかかわらず、非常に人気の石油ストーブなので注文をしてから納品まで半年待ちはザラ。
我が家も購入する際には半年待ちました。。
冬キャンプ用ストーブにフジカハイペットを注文しました!が、半年待ちの5月納品。。
まぁ、信頼のフジカハイペットですから仕方ないといえばしかたないのですが、すぐに購入できないのは痛いですよねー
購入の際にはフジカホームページから問い合わせをしましょう。→スマーティのフジカです
トヨトミ レインボーRL-250
(画像引用元:アマゾン)
トヨトミの石油ストーブは数種類の対流式石油ストーブが販売されていますが、キャンプで一番メジャーなトヨトミのストーブといえばこの「レインボーRL-250」です。
レインボーRL-250は見てのとおり、まるでランタンのような形をしています。
アウトドア好きには、心揺さぶられてしまうデザインですよねー笑
このレインボーRL-250はランタンのようなデザインだけでなく、実際に点灯させると40Wほどの明るさで光ってくれるランタンのような石油ストーブなのです。
しかも七色に光ります。
灯油タンクも独自の二重構造により、石油ストーブ本体が転倒しても液漏れしづらい作りになっているので安全。
この液漏れについてメーカーに電話で確認をとってみたところ、運搬時にはどうしても灯油漏れしてしまう可能性があるとのことで、かならず灯油が空の状態で持ち運びしてくださいとのことでした。
とはいえ基本的には石油ストーブをキャンプに持っていくときには、どの石油ストーブでも灯油はできるだけカラに近い状態で持ち運ぶようにしたほうが安全ですよ
レインボーRL-250の燃費はひじょうによくて、満タン状態&最大火力で約20時間ほど使えます。
この燃費力は魅力的ですよねー
・対流式の石油ストーブ
・灯油漏れしずらい
・燃費良好
3つの条件をみたしてくれています。
コスパも良いですし、ネット販売でも購入できるのですぐに手に入れることができます。
すぐにキャンプで石油ストーブを使いたい、コスパもよくてキャンプで使えるスペックの石油ストーブが欲しい、という方はこのレインボーRL-250がピッタリですね。
燃費もよいので経済的です
スノーピーク レインボーストーブ
スノーピークのレインボーストーブは、さきほど紹介したトヨトミレインボーRL-250と同じモデルになります。
トヨトミレインボーRL-250と違っているのはカラーで、トヨトミレインボーRL-250が赤と緑のポップなカラーに対して、スノーピークのレインボーストーブは、スノーピークならではのシックなカラーリング。
落ち着いていてカッコいいです。
スノーピークのレインボーストーブは、トヨトミレインボーRL-250と同じように灯油漏れしずらい作り。
灯油漏れについてスノーピークに問い合わせしてみたところ、トヨトミレインボーRL-250と同じく持ち運び時には灯油漏れの可能性があるため、灯油をカラにしてくださいとのことでした。
燃費もトヨトミレインボーRL-250と同じ、20時間ほど使えるスペックです。
・対流式の石油ストーブ
・灯油漏れしずらい
・燃費良好
3つの条件はみたしてくれていますが、デメリットをあげるなら価格が高いことですね。笑
ただし見た目はすごくカッコいいので、スノーピークならではのカッコよさをキャンプに取り入れたい方にはおすすめの石油ストーブです。
くわしいレビューも下記の記事でまとめていますので、くわしく知りたい方は合わせて読んでみてください。
スノーピークのレインボーストーブをレビュー|評判よりも暖かいオシャレな石油ストーブ
アラジン ブルーフレームヒーター
(画像引用元:アマゾン)
80年前から変わらないデザインで愛されている、アラジンのブルーフレームヒーター。
キャンプではもちろんですが、室内で使ってもすごくオシャレ。
すごく雰囲気のある石油ストーブです。
アラジンのブルーフレームは未燃焼ガスが発生しにくい作りになっているので、燃焼中も消火後も、においが少ないのが特徴。ほんとに匂わないとか
また、耐震自動消火のシステムもついています。
燃焼時間は15時間なので、フジカハイペットよりも燃費は良いです。
デメリットは重量ですね。
アラジンのブルーフレームヒーターは本体が8.5kgあり、燃料タンクが4リットルなので満タン時は12kgもの重量になるので、移動がちょっと大変です。
液漏れはしずらい作りになっていますが、念のためにキャンプに持っていく場合には灯油をカラにしてから持ち運ぶようにしましょう。
対流式の石油ストーブですし、多くのキャンパーさんから愛されているアラジンのブルーフレームヒーター。
きちんと手入れをすることで、すごく長く使うことができるのも魅力的な石油ストーブです。
ちょっとお値段が高いですが、アウトドアでもインドアでも使うと非常に満足できる石油ストーブなのは間違いないですね。
コロナ SLシリーズ
(画像引用元:アマゾン)
対流式の石油ストーブで非常に暖かく、さらにお値段もリーズナブルということで密かに人気なのがコロナの石油ストーブSLシリーズです。
見た目のデザインも愛らしい雰囲気で、なんというか、ちょうど良い感がありますよね。笑
使っているユーザーさんからは「すごく暖かい」という声が多数よせられています。
燃費は灯油満タン時で約10時間ほど使用できます。
重量はわりと重くて、13畳用で9.9kgあるので持ち運び時はわりと大変ですね
持ち運び時の液漏れについてメーカーに問い合わせしてみたところ、液漏れしずらい作りにはなっているけれど漏れてしまう可能性もあるので燃料はできるだけカラの状態で持ち運んでくださいとのことでした。
アマゾンで1万5千円ほどで購入することができるのも嬉しいですね。
リーズナブルに暖かい石油ストーブを探している方には、おすすめな石油ストーブになっています。
キャンプにおすすめの石油ストーブまとめ
アウトドアで間違いなく定評のあるストーブを使いたい場合にはフジカハイペット。(ただし納期までは時間がかかります)
できるだけ早めに欲しい、ある程度リーズナブルで高スペックな石油ストーブが良い方はトヨトミのレインボーRL-250。
値段が高くても個性的な石油ストーブが良ければ、スノーピークのレインボーストーブ、アラジンのブルーフレームヒーターをチョイスするのが良いでしょう。
室内23畳の広さをあたためてくれる圧倒的な暖房能力があり、リーズナブルな石油ストーブをえらぶならコロナのSLシリーズですね。
僕的には、フジカハイペット、もしくはトヨトミのレインボーRL-250をチョイスしておけば間違いないというのが個人的な意見ですね!