コンパクトなソロキャンプ用の焚火台はたくさんありますが、その中でも一番小さくてコンパクトな焚火台「テトラ」を実際に使ってみました。
SOTOからリリースされている焚火台なんですが、手のひらよりも小さなサイズの焚火台です。笑
手元にとどいたときにはこんな小さな焚火台を誰がつかうんだ?と思ってしまったくらい小さかったんですが、使ってみるとこれはこれでアリだなーと。
そこで今回は僕が知る中でも最小サイズの焚火台、SOTOのテトラをレビューしたいと思います。
▽目次
SOTOテトラのスペック
サイズ | 8.8×8.8×7.9cm |
---|---|
重量 | 125g |
素材 | ステンレス |
対応人数 | 1人 |
価格 | 1000円 |
スペックを見てもらえば分かりますが、組み立てても10cmすらない焚火台です。
お値段も極小のスペックでなんと1000円。笑
組み立て方
SOTOのテトラは4つのプレートを重ねながら組み立てていくタイプの焚火台です。
このように
1枚ずつ重ねながら組み立てるんですが、ぶっちゃげ始めはかなりむずかしいです。
何度か組み立ててなれてくるとサクッと組み立てられるようになりますが、はじめは苦戦する人が多数だと思いますねー
SOTOテトラをレビュー
サイズ
コンパクトを売りにしている焚火台はたくさんあるんですが、見てくださいよー
じゃんっ。
こんなに小さいんです。笑
もはや手のひらよりも小さくて、ポケットに入れて持ち運びができる焚火台としては最小じゃないかと思います。
コンパクトに収納できるソロキャンプ用の焚火台をメーカー別にまとめ - おとうさんは工夫した
コンパクトな焚火台にはどんなものがるのか、こちらの記事にもまとめていますので良かったらどうぞ
テトラで使う薪はこのサイズの小枝です。笑
組み立てて薪をセットすると先ほどのような長さの小枝でもはみ出してますねー
燃焼力
こんなに小さいので不便だろうと予想していたんですが、予想をうらぎる燃焼力です。
かなりガンガン燃えてくれますねー
これにはさすがにビックリしてしまいました!
火柱があがるくらいに燃焼力は抜群です。
↑最後のさいごまでしっかりと燃やしてくれますので
最終的にはすべて燃え尽きて灰にしてくれていました。
このあたりはさすがSOTOの製品だなーといったところですね。
卓上でも申し分のない燃焼力です。いい感じ。
変形と耐久性
小さくてはじめは組み立てるのがむずかしいのもあって、若干ですが曲がってしまいました。
SOTOのテトラは、力を入れて組み立てようとすると曲がってしまうので注意が必要ですね。
耐久性については素材がステンレスなので長く使えることは間違いないでしょう。
気をつけるのは力を入れすぎての変形だけですね。
SOTOテトラの手入れ
手入れと洗い方はめちゃくちゃ簡単です。
プレートをそれぞれ外したら、バーっと洗うだけでOKなので手入れの手間も洗う手間もかからない焚火台となっています。
SOTOテトラのデメリット
ではSOTOの焚火台テトラにデメリットはないのかというと、やはりあります。
それはやはり
・調理には向かない
・小さいww
という2点につきます。
それぞれ詳しく解説してみましょう
調理には向かない
公式ホームページやアマゾンの出品ページは
・ミニコンロとして
・ミニ焼き台として
なんて書かれてますが、これ見てください。
いや絶対むいてないだろ!
というのが正直な感想ですねー笑
アルコールバーナーを使えばいけるかなーと思いきや
は、入らへん。。
ただし固形燃料を利用すれば、簡単な料理はできなくはありません。
でもこのサイズ感ですからねー、やっぱり料理にはむいてないなーと個人的には感じますね。
ちなみに固形燃料はエスビットのものが非常に優秀でおすすめです。
エスビットの固形燃料ミリタリーはおすすめ?燃焼時間、使い方、火力、実際の使用感まとめ - おとうさんは工夫した
詳しくはこの記事でまとめています。
コンパクトかつ調理にも向いている焚火台は、DODの秘密のグリルちゃんや笑`sのB-6君あたりがやっぱりオススメですね
DODの秘密のグリルちゃんレビュー|おすすめの焚き火台なのか検証 - おとうさんは工夫した
ゆるキャン特別仕様にもなったB-6君は口コミ通り良い焚火台なのか検証してみた - おとうさんは工夫した
それぞれ実際に使ったレビュー記事ありますので、良かったら参考にしてみてください。
やっぱり小さすぎる
これを言ってしまうと身もふたもないんですが、やっぱ小さすぎるやろー!といった感じですねー笑
↓小さいのわかりますか?
ただしがっつり道具を持っていくキャンプとは別に、気軽にサクッとキャンプしたい時ってありませんか?
そんなキャンプ時にはこのテトラはポケットにサクッと入れて持っていけるくらい手軽に持参できるので、サクッとキャンプしたい用の道具としては重宝しそうです。
登山用などで人気のエスビットポケットストーブと使い勝手が似ています。
こちらも超コンパクトに収納できる焚火台です。
固形燃料付きで1600円!エスビットのポケットストーブを徹底レビュー - おとうさんは工夫した
レビュー記事ありますので、良かったらどうぞ!
使用後のSOTOテトラ
それでは最後に火入れをした後のSOTOテトラを見ていきましょう!
焚火の炎のようなシルエットがなかなかにカッコいいですねー。
火入れして青く変色したことで、小さいながらにも男くさい存在感が出てます
しかし思っていたよりも焚火を楽しむことができました。
これほど小さい焚火台で卓上焚火をするのも、それはそれで雰囲気もありますし楽しめるんだなーと感心。
これはこれで良いっすね!
まとめ
焚火台として本気で「これいいよ!」ってオススメするかと言われると、ぶっちゃげそれはないですね。笑
ただし、テントだけ持っていくような荷物手軽なキャンプをする時には持参しておくと、かるく焚火を楽しめるのは確かなのでサブとして持っておくのは良さそうです。
あえて買う必要はないかもしれませんが、個人的には今後も持っておく道具の仲間入りにさせてもらいました。(^ ^)
SOTOの極小焚火台テトラを検討しているかたは、良かったら参考にされてみてください。